始業式でのお話に寄せて

2018年9月4日 21時02分

台風一過。

みなさんのおうちは大丈夫でしたか?

 

このあたりは、テレビ等で報道されるほどの被害はない模様。

ちょっとほっとしているというのが本音ですが、台風の被害に遭われた方々の心中を思うと心が痛みます。

 

では、昨日の学校の出来事、その1

 

始業式での校長先生のお話、覚えていますか?

 

「大谷翔平選手が高校1年生の時に立てた目標達成シート」を見た時、あなたたちはどう思ったのでしょう。彼の目標ど真ん中は「ドラ1、8球団」(ドラフト会議において8球団から1位指名される)ということでした。

その目標を達成するためには、何をどうしていけばよいのか。彼はいろいろ考えたのですね。そしてそれを実現するための実践項目を一覧表に表した。

 

彼がすごい(偉い)のは、目標達成のために更に細かな目標を設定し、その自らの課題を一つ一つクリア(達成)してきたということでしょう。

 

たとえば、彼は「球速が160キロオーバー」すれば、ドラフト会議において8球団から1位指名されると考えたのでした。そのために彼が実践したことは、体重を増やしたり体感を強化したり肩周りを強くしたり・・・。

「メンタル」を強くすることもその一つでした。そのためには、一喜一憂しないとか雰囲気に流されないとか勝利に執念を燃やすとか・・・。

または「人間力」を身に付けることであったり「運」を引き寄せることであったり。そのためにこれをこうするあれをああするというように・・・。

そうしてできたのが、初めに校長先生が紹介された「目標達成シート」

でした。

 

現在彼は海を渡り、アメリカメジャーリーグで二刀流を貫いています。世界中の注目を浴びている野球人の一人です。彼は、とてつもなく大きな志をもって世界に羽ばたき、活躍しています。そんなオオタニサンの姿には大きな感動と興奮を覚えます。

 

彼のすごさ(偉さ)の秘密が「目標達成シート」の達成にあったのですね。

枝葉のように自分の一番の目標を達成するために広がる実践80項目。

大谷選手は高校1年生の時から大志を抱き、これをやれば自分が立てた目標が達成できると考え、自分を信じ、自分自身に課題を与え、そして、やり切りました。

 

さて、大谷選手は特別な存在なのでしょうか。

 

現在中学生のみなさんは、自分の将来をどのように考え、どうしていこうとしているのでしょうか。

 

信じること・やり切ること・努力は裏切らない。

結果的に目標達成できなくても、目標には近づける。

これだけやった、やれたという事実が残る。

 

大谷選手から学ぶことは多いと思います。

 

自分自身の生き方を、自分自身のこれからに思いをはせてみましょう。

目標が設定できたら、具体的に何をどうすれば、その目標が達成できるか考えてみましょう。

 

なんだか楽しくなってきますね。

 

 

とりあえず明日のテスト、がんばろう!