3/18㈪ 2年生救急救命法講習会

2024年3月18日 13時32分

 今日は四国中央消防署から6名の講師の方をお招きし、2年生が午前中に救急救命法を学びました。

 2クラスずつ、2時間かけ、負傷者の発見から救急車が到着するまで、何をすればいいか、しっかりと基礎を教えてくださいました。

 練習用の人形も、16体も準備してくださっていたので、一人ひとりが胸骨圧迫やAEDの使用方法を実際に体験することができました。

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 胸骨圧迫による心臓マッサージは、慣れないと肘が曲がったりして上手にできないことが分かりました。また、実際の状況を想定してはいるのですが、やはり訓練なので、生徒の皆さんは、人が生きるか亡くなってしまうかが自分の行動にかかっているというところまでは想像はしづらかったように見えました。

 日本では、病院外で年間約2~3万人の心臓が原因の突然死が発生しているそうです。その多くは、「心室細動」(心臓の筋肉がけいれんし、正常な鼓動ができなくなり、数分で死に至る不整脈)によるものです。この心室細動を正常な鼓動に戻すための道具がAEDです。一般に、発病から1分経過するごとに7~10%ずつ生存率が下がると言われており、一刻も早く(できれば5分以内に)AEDによる電気ショックを行えるかが命を救う鍵となります。今年度、校内には、職員室前廊下と体育館玄関壁面に設置してあります。生徒の皆さんも、もしもの時のために、確認をしておいてください。