「惑不力行」

2019年3月25日 22時52分

平成31年3月25日(月)

今日は、修了式でした。

早いもので、1年が終わります。

校長先生のお話は心に残していますか?

式辞の中で校長先生がおっしゃったことをここに書き留めておきます。

 

今日は1年の成長を確認する日です。

学年としてどうだったか。個人としてはどうだったか。

どんな努力をしたか。どんなことができるようになったか。

 

成長しない人はひとりもいません。

自分の成長を確かめよう。

そして、更に成長するためのステップUPを。

もう一歩。

 

卒業生と話す機会があった。

その子が中学生の君たちにぜひ伝えておいて欲しいと言っていたことを伝えます。

 

「高校生になって勉強が苦しい。

今になって思うが、

中学生の時にもっと勉強しておけばよかった。

過去は取り戻せない。

あとになって後悔しないためにも、中学のうちにしっかり勉強しておこう」

卒業生は「そう伝えておいて欲しい」と言っていました。

 

さて、君たちは、1年後(2年生)、あるいは2年後(1年生)の自分を想像したことはありますか?

そこには、きっと今以上に成長している自分がいるのでしょう。そう考えるとワクワクしてきます。

 

今、しっかりと計画を立て、できるところから実行してほしい。

春休みは、そうした意味からも大事な時間となります。

この貴重な時間を大事に使ってください。

 

そして、体育館ステージ上方に掲げられている額を指差され、

題字「惑不力行」の読み方について触れ、その意味を説かれました。

 

 

「惑不力行」

さて、これは何と読むのでしたか。

そこには

「何事も力の限りに行えば迷いはなくなる」

「迷わず力を出し切れ」

といった応援メッセージが感じ取れます。

 

力の出し惜しみをしないこと。

どんなものにもチャレンジです。

あの額が体育館に掲げられてから

かなりの年数が経っていることは事実です。

これまでの卒業生にも、今のみなさんにも

あの額は静かにメッセージを贈り続けてくれていたのですね。

力の出し惜しみをしないこと

どんなものにもチャレンジ

「挑戦!」

 

みなさん、修了おめでとう!