令和2年度修了式

2021年3月25日 09時33分

本日は修了式。

令和2年度最後の登校日となりました。

普段の立ち位置と違い、上級学年に近づいた位置に静かに入場する1,2年生です。

まずは、学習委員会より学習態度が優良だった学級の表彰です。

その後男子ソフトテニス部、男子バレーボール部の戦果が表彰されます。

式前には学校生活努力賞も手渡されました。

 

 

 

 

 

 

そして、修了式へ。

1年前の顔つきと比べると、しっかり成長した片鱗が横顔から伝わってきます。

この1年、コロナ禍にありながらも、授業や部活動、各行事の中でしっかりと自分を磨いてきた証拠だと思います。

ほんとに、大きくなりました。

 

保護者の皆様、地域の皆様、本年度も実に温かな眼差しで、本校の子どもたちを支え、励ましていただきありがとうございました。ご協力に対しまして心より感謝いたします。

 

 

学校長式辞を掲載いたします。

ご一読ください。

 

 

式辞
一雨ごとに春本番に近づき、中庭の桜も、あと少しで、満開です。
本日、修了式を迎えた皆さん、今年度の修了、おめでとうございます。
今年度の皆さんは、新型コロナウイルスにより、いろいろなことを制限されましたが、
そのことをものともせず、逆に、それをきっかけとして、大きく成長しました。
特に、3学期は、
校訓の3番目「思いやり」を意識した生活ができました。
「思いやり」とは、相手の立場に立って考えた時、
自然とわき上がってくる気持ち、また その気持ちを行動に移すことです。
皆さんは、相手の立場に立つことで、今までとは違う見方ができたのでしょう。
そして、そのことにより、
自分のやるべきことが、自然と見つかり、行動に移すことが、できたのでしょう。
私はこの3学期、そうした皆さんの頼もしい行動を、たくさん見ることができました。
ただ、
皆さんの中には、自分はそこまでの成長はできなかった。
という人がいるかもしれません。
そういう人は、
今年度のあの時、どう考えるべきだったのか。
どうするべきだったのか。と、自分の行動を振り返ってください。
そして、
改善しなければならないと思うところがあれば、
そのことを胸に刻み、二度と同じ失敗は繰り返さない。と、覚悟を決めてください。
幸いなことに、
皆さんには、「来年度」という、時間があります。
来年度、
もう一度、「挑戦」、「感動」、「思いやり」と、自分をレベルアップしていってください。
そして、もう一つ、来年度に意識してほしいことがあります。
それは、
「川之江を愛し、川之江はもちろん日本の力となりえる大人」
として成長することです。
これは、卒業式でもいいましたが、
川之江北中学校が、来年度から導入するコミュニティ・スクールの目標です。
川之江北中学校で生活した生徒には、目標に示すような大人に育ってほしいと、
先生方・地域の方々と話し合って、決めました。
来年度からは、「挑戦・感動・思いやり」を意識した生活をしていく中で、
常に川之江を意識し、川之江を愛する気持ちを強め、
その気持ちを原動力に、川之江の、否、
グローバルな視点を持った川之江で生活している皆さんなら
日本全体の力となりえる大人として、成長できるよう、活動していってください。
最後に
Life is only once! 人生は一度きりです。
皆さんの、来年度の新しい生活が、
新しい自分への第一歩となることを期待しています。

令和3年 3月25日
四国中央市立川之江北中学校長 篠原和彦