ぼくらは 朝をリレーするのだ
2025年4月21日 15時51分1年生、国語の時間。
作者からのメッセージを受け取った子どもたちは、読み方を工夫して楽しそうに詩を読み合っています(^^)
目が覚めたら朝だった。
私たちの日常では朝は自然にやってくるもの
朝はやがて昼になり
昼が過ぎて夕方になり夜になる。
そしてまた朝がやってくる。
そこには、どこにも自分たちの「意志」は働かない。
作者、谷川俊太郎さんは
「この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている」
と前半を結んだあとに、
なんと後半いきなり
「ぼくらは朝をリレーするのだ」
「経度から経度へと」
「そうしていわば交替で地球を守る」
のだと言い切ります。
これが谷川俊太郎さんの独自の視点、朝に対する新しい見方、考え方。
朝は自分たちがリレーするもの
私たちは地球そのものを守っている
という意識。
そこに
私たちの自覚と責任、連帯意識が生まれる。
谷川俊太郎さんの見方、考え方、感性は、
なかなか思いつきそうで思いつかない逆転の発想で、びっくりするけど深くうなずいてしまいます。
谷川俊太郎さんからのメッセージを受け取った子どもたちの朗読が
教室中に響き渡る朝の出来事でした(^^)v