人権・同和教育参観日
2018年11月5日 12時10分昨日は人権同和教育参観日でした。
午後からの開催にも関わりませず、多くの方々のご参観誠にありがとうございました。
体育館においては人権集会をご参観いただきました。
集会のテーマは「なぜ、人権・同和問題学習をするのか」
お互いの考えを発表し合うことで、また、これまでの学習の振り返りを行うことで、知識・理解を深め、思いの共有化がはかられました。
【昨日の集会で確認されたこと】
・差別する者がいるから差別はなくならないということ。
・「する⇔しない」の論理・・・差別問題は「しない」だけでは解決しないということ。
・「する⇔なくす」の論理・・・差別問題は「なくす側」に立って行動しないと解決しないということ。
・差別問題は「する側・無関心の側」の問題であるということ。
・差別される側がその解消に向けて行動をおこさなければならないという矛盾。
・同和問題学習を積み重ね、正しい知識を学び、深めていく。(知恵を付けること)
・差別される側の気持ちに立って考えること。
・人の意見をしっかり聞くこと。
・自分の意見や思いを発言すること。
・家庭で話し合うこと。
・差別解消の仲間を増やすこと。
などなど。
「同和問題、どう思う?」の問い掛けに、親御さんは、どう応えますか?
この問題は、先に生きる私たち大人が解消していなければならない問題です。
しかしながら、このもっとも恥ずべき問題に対して私たちは何の解決も試みないまま放置し続けています。結果、今も厳然として差別は残され続けています。
解決の主体者たる私たち大人が、この解決を子どもに託すのでしょうか?
何も知らない子どもに正しい知識と知恵を授けるのは私たち大人の役目です。
真実一路。進むべき道は一つです。
昨日は各家庭で話し合われたでしょうか。
子どもにとって親御さんは、一番信頼のおける人。
よき理解者、率先者であってください。子どもの思いを受け止め、子どもの心に寄り添い、子どもとともに差別解消の主体者になれますように。
共に学習しましょう。そして、共に歩みましょう。