PTA会長さまより心からの言葉が

2021年3月17日 17時10分

本校PTA会長 髙宮さまより、ご祝辞をいただきました。

親としての立場から子どもたちの心にしっかり届けていただき、教職員一同も感激いたしました。

言葉の後には、記念品として代表の山口さんに、卒業証書フォルダーをいただきました。ありがとうございました。

 

 

PTA会長の髙宮です。
一言お祝いのご挨拶を申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。
保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
また三年間のPTA活動へのご協力に深く感謝いたします。
卒業生の皆さんは、三年間の中学生活を今日で終えられ、4月から始まる高校生活に希望を膨らませていることでしょう。

ただ、今日に限っては寂しい気持ちでいっぱいの方も多いのではないでしょうか。
小学生の制服から中学生の制服にかわった姿に成長したなぁと感じた入学式からはや三年の月日が流れ、ますます成長した皆さんの姿をとてもうれしくも思いますが、子どもなのもあと少しだなとちょっと寂しい気持ちにもなります。


卒業生の皆さん、中学生活の三年間はどうでしたか?いい思い出がたくさんできるといいなぁと思っていましたが、1年以上続くコロナ禍の影響で、思い描いていた思い出にはならなかったかもしれません。ですが、今年度の体育祭にしても文化祭にしても、新しいことに取り組む姿に感心しました。感受性が豊かな中学生の時にコロナ禍を経験し乗り越えようとしたことは、皆さんが大人になった時に非常に大きな財産になると思います。


学校は学びの場ですが、学びとは周りから何かを教えてもらうだけではなく、積極的な姿勢で自分に必要なものを見つけだしていくことではないでしょうか。
時には傷つきながら、時には後戻りをしながら一歩ずつ前を見つめ自分で「これが正解だ」と思える道を進んでいくことではないかと思います。
満足のいく三年間を過ごされた方もいれば、悔いの残る三年間を過ごされた方もいるでしょう。でも、皆さんは間違いなく成長しています。中学生活の経験を糧にして、それぞれの道を歩んでいってください。


保護者の皆様、この3年間は大変ながらもあっという間に過ぎ去ったのではないかと思います。
中学校を卒業してもまだまだ親の手助け、サポートが必要なことが続きます。
これからもお子様のよき理解者として応援していってください。
コロナ対策でご来席頂けませんでしたが、日頃から子供達を温かく見守ってくださっている地域の皆様にも感謝致します。
先生方においてもかつて経験したことが無い大変な環境の中で、ご苦労をおかけした1年だったと思います。
中には親以上に子どもと接する時間が多かった先生もいらっしゃるのではと思います。
先生方と過ごした日々は一生忘れることのない思い出になることでしょう。
子どもたちに寄り添っていただいことに深く感謝いたします。


それでは、卒業生の皆さんの輝かしい将来と健康をお祈りして私からのお祝いの言葉とさせていただきます。


令和3年3月17日
令和2年度川之江北中学校PTA会長
髙宮寛之