7/14㈪ 薬物乱用防止教室
2025年7月14日 21時42分今日は5校時に四国中央市保健所の方をお招きし、薬物乱用防止教室を行いました。
まず、最近使用する10代、20代の若者の使用が急増している大麻について、その恐ろしさと、どれだけ身近にあるのかを映像で学びました。
大麻を合法化している国もあるそうですが、日本では違法薬物です。所持も栽培も禁じられていますが、大学生が栽培していて検挙されたニュースもここ数年良く報道されています。大麻を吸うと、短期的には体を思い通り動かすことができなくなり、自転車などを上手に運転できなくなったりするそうです。長期的な影響としては、大麻に対する依存症がひどくなり、特に10代で始めると、やめられなくなるそうです。また、脳の記憶をつかさどる部分にダメージが残るそうです。
次に、色々な薬物を進められた際に、どう断るかをロールプレイングで学びました。先生方と生徒の代表者が、大麻が含まれるお菓子やタバコ、オーバードーズ(決められているのとは異なる用法用量で薬を飲むこと)を勧められた時にどう断るかを実演してくれました。実演してくれた生徒たちは、講師の方に教えられた、「アイメッセージ」を心掛けて、「私はいりません。」「私はそういうことはしたくありません」ときっぱりと断ることができていました。SNSによって、簡単に見ず知らずの誰かとでも簡単につながることができるようになったため、薬物を所持・使用して逮捕される中学生・高校生が急増しているそうです。生徒たちも、身近で起こりうることだと実感できたと思います。
講師の方が最後に、「薬物は1度手を出すと取り返しがつかなくなる。そういう意味では殺人や自殺と同様に、1度手を出し、校正できたとしても周りから人がいなくなる。もし、周りに人がいたとしても、その人は、同じように薬物を乱用した人である。」と話していたことが、みんなの胸に残っていてほしいと思います。「覆水盆に返らず」です。
薬物は「百害あって一利なし」とも言います。1学期も今週で終わり、長い夏休みが待っていますが、薬物は「ダメ、ゼッタイ」です。薬物から遠ざかる、薬物に近づかない夏休みにしましょう。