本日は修了式。
令和2年度最後の登校日となりました。
普段の立ち位置と違い、上級学年に近づいた位置に静かに入場する1,2年生です。
まずは、学習委員会より学習態度が優良だった学級の表彰です。
その後男子ソフトテニス部、男子バレーボール部の戦果が表彰されます。
式前には学校生活努力賞も手渡されました。
そして、修了式へ。
1年前の顔つきと比べると、しっかり成長した片鱗が横顔から伝わってきます。
この1年、コロナ禍にありながらも、授業や部活動、各行事の中でしっかりと自分を磨いてきた証拠だと思います。
ほんとに、大きくなりました。
保護者の皆様、地域の皆様、本年度も実に温かな眼差しで、本校の子どもたちを支え、励ましていただきありがとうございました。ご協力に対しまして心より感謝いたします。
学校長式辞を掲載いたします。
ご一読ください。
式辞
一雨ごとに春本番に近づき、中庭の桜も、あと少しで、満開です。
本日、修了式を迎えた皆さん、今年度の修了、おめでとうございます。
今年度の皆さんは、新型コロナウイルスにより、いろいろなことを制限されましたが、
そのことをものともせず、逆に、それをきっかけとして、大きく成長しました。
特に、3学期は、
校訓の3番目「思いやり」を意識した生活ができました。
「思いやり」とは、相手の立場に立って考えた時、
自然とわき上がってくる気持ち、また その気持ちを行動に移すことです。
皆さんは、相手の立場に立つことで、今までとは違う見方ができたのでしょう。
そして、そのことにより、
自分のやるべきことが、自然と見つかり、行動に移すことが、できたのでしょう。
私はこの3学期、そうした皆さんの頼もしい行動を、たくさん見ることができました。
ただ、
皆さんの中には、自分はそこまでの成長はできなかった。
という人がいるかもしれません。
そういう人は、
今年度のあの時、どう考えるべきだったのか。
どうするべきだったのか。と、自分の行動を振り返ってください。
そして、
改善しなければならないと思うところがあれば、
そのことを胸に刻み、二度と同じ失敗は繰り返さない。と、覚悟を決めてください。
幸いなことに、
皆さんには、「来年度」という、時間があります。
来年度、
もう一度、「挑戦」、「感動」、「思いやり」と、自分をレベルアップしていってください。
そして、もう一つ、来年度に意識してほしいことがあります。
それは、
「川之江を愛し、川之江はもちろん日本の力となりえる大人」
として成長することです。
これは、卒業式でもいいましたが、
川之江北中学校が、来年度から導入するコミュニティ・スクールの目標です。
川之江北中学校で生活した生徒には、目標に示すような大人に育ってほしいと、
先生方・地域の方々と話し合って、決めました。
来年度からは、「挑戦・感動・思いやり」を意識した生活をしていく中で、
常に川之江を意識し、川之江を愛する気持ちを強め、
その気持ちを原動力に、川之江の、否、
グローバルな視点を持った川之江で生活している皆さんなら
日本全体の力となりえる大人として、成長できるよう、活動していってください。
最後に
Life is only once! 人生は一度きりです。
皆さんの、来年度の新しい生活が、
新しい自分への第一歩となることを期待しています。
令和3年 3月25日
四国中央市立川之江北中学校長 篠原和彦
本年度の授業も今日で最後。
美術室でも、合田教頭先生の1年生最後の授業が行われていました。
工芸、マイスプーン、お箸作りの仕上げの授業です。みんな黙々と磨き、自分の作品の仕上げにこだわってます。
すっかり、落ち着き中学生になりきってもうすぐ先輩になるだけありますね。
銘品が続々と完成!!
世界に一本だけのスプーンやお箸。生徒たちも満足げです。
その作品とともに、輝く感性をいつまでも大切にしてほしいものです。
1年間お世話になった教室を心を込めて磨きます。
みんな黙って、一生懸命。
気持ちも、もう一つ先輩へ。
バトンパスの準備も整ってきている、北中学校生徒たちです。
グランドの土が運ばれてきました。
本日の部活では、グランドの部活生たちにより、土を入れ、ならしていく作業が入ってます。凸凹を少しでもなくして、整備したグランドで、また、技術を磨いていこう!!
隣の数学は木村先生。
こちらは、角度などを求める問題。
プリントに向かってます。
全ての問題を俯瞰して、どれができて、どれができないのか。そして、まず解けるものから解いていったり。手書きの補助線を入れている間にひらめいたり。
手書きでのプリント学習には、その学習の値打ちがあります!!
Chrome bookとの親和を図りながら、力のつく新しい学びを創り上げてます!
森井先生の国語です。
教室を訪問すると、みんなChrome bookに向かってます。
好きな詩についてのレポートをまとめ中とか。
キーボード入力もかなり速い感じです。
出来上がった生徒のレポートは全て、先生の手元のパソコンで確認。
前のモニターに映しては、先生とも相談してます。
駆使するとは、このこと。
身近にICT端末のある学びが進んでます。
本日は2年生はダンス発表会でした。
生徒たちリズムがそもそも身体に備わっている感じです。
身近にダンスが存在し、身体いっぱい表現するのがとっても楽しそう。
互いに声援を送りながら、キレッキレのダンスを披露し合います。
2年生もいよいよ最高学年。
この学年も、きっと学校を盛り上げてくれそうです。
ノリノリで互いを認め合う2年生たちです。
卒業式後、学級での最後のお別れの時間。
仲間と過ごす最後の時間。
大好きな担任の先生とお別れ。
卒業を祝ってもらうことを喜ぶ。それだけで満足する彼らではありません。友達への感謝の気持ち、そして何より先生方への感謝の気持ちを込めて感謝の言葉を述べ合う姿が各クラスにありました。美しい涙を流す担任の先生の姿。
本当に大切にしあった仲間の姿。先生と心からつながり合っている生徒たちの姿は感動させられるものでした。
リモートでその3年生の姿を目に焼き付けた在校生たちが、
2、3階廊下、中庭を取り囲む形で整列し3年生が出てくるのを待ちます。
北校舎には1、2年生の女子が、南校舎の廊下には1、2年生の男子がスタンバイします。
曲は『あなたに会えて・・・』
靴を履き替え出てきた卒業生たち。
お祝いの気持ち、感謝の心、先輩との様々な思い出を胸にその思いはひとつとなって中庭に降り注ぎました。
実に、感動的なシーンでした。
後輩たちの顔を見上げながらその思いを受け取る卒業生たちの目にまだ残っていた大粒の涙が流れ落ちました。
一生忘れないであろうその光景。一生忘れないであろうその感動を胸に3年生が校舎を後にします。
最後に背中を見送るのは、吹奏楽部の心を込めた演奏。
感動の中、第57回川之江北中学校卒業証書授与式は、幕を閉じました。
卒業生のみんな、本当におめでとう。
卒業生保護者の皆様、3年間本校のPTA活動教育活動を精一杯支えていただき本当にありがとうございました。特に本年度は学校の方針に対してご理解ご協力をいただき本当に感謝申し上げます。
今後とも卒業生とともに、この北中学校を温かく見守っていただければとお願い申し上げます。
卒業生保護者の皆様、本日は誠におめでとうございました。