今日は午前中に四国中央消防署から講師をお招きし、救命救急法の講習会を行いました。
体育の授業の一環として行い、校長先生と養護教諭の藤田先生も講師として立ち会ってくださいました。
学校の先生も定期的に講習会を受けなければいけないので、知識や技術はもちろん持っているのですが、消防署の署員の方は、「事故の通報があったら消防署は、まず家事か救急(救急車が必要な事故)かをたずねる」「いる場所の住所が分からなければ、目印となる建物を伝える」など、現場を知っている署員として、具体的な説明をしてくださいました。
説明の後、いくつかのグループに分かれて人形を使った模擬練習を行いました。負傷者に対して自分はどこに座るか、どんな姿勢をとるか、心臓マッサージの時の圧迫する位置や手の形、圧迫するペースなど、注意しなければならないことの多さに戸惑う人もいました。一つのことに気を付けると他のことができなくなる生徒もおり、実際に自己が起こったら、落ち着いて行動することはなかなかむつかしいのだろうなという声も聞こえてきました。









もうすぐ3月11日です。東日本大震災で被災した宮城県大船渡市では、1週間前に発生した山林火災が、今も鎮火せず被害が拡大しています。災害はいつどこで起こるか分かりません。登下校中に交通事故に出くわすことだってありえます。今日学んだことを発揮しなければならない状況になったr、失敗してもいいから行動に移してほしいと思います。
今日は午後から全校生徒が参加する人権集会を行いました。
今年1年間、人権・同和教育について学んだことを振り返り、学年を越えて思いを伝えあいました。また、3年生にとっては、中学校生活で学んだ差別解消への思いを後輩に伝える場ともなりました。
最初に、2月11日に川之江地域のフジやDCMなどで、人権啓発のためにティッシュを配布した人権委員のみなさんによる活動報告を行いました。活動の様子をスライドや、一人一人が活動の感想を述べる形で全校に発表しました。「声を掛けるときはとても緊張したけれど、快く受け取ってくださって、とても嬉しかった」「避けられたりするかもしれないと心配だったが、みんな優しく声を掛けてくれて、やってよかったと思った」という声ばかりでした。


その後、全校生徒で人権について意見交換を行いました。どの学年も多くの生徒が積極的に挙手し、思いを伝えあいました。「差別を自分事としてとらえなくてはいけない」「部落差別について正しい知識を周りの人に伝えていきたい」「家族の持っている差別意識をなくすよう働きかけたい」など、人権や差別について学んだ心構えを堂々と発表しました。特に3年生の意見は、とても具体的で、差別をなくしたいという熱意にあふれていました。あまりに挙手が多く、発表したい生徒全員から意見を聞くことはできませんでした。





最後の講評で校長先生は、周りの人を大切にする姿勢を示すことが大事だと話されていました。「困っている人を手伝ったり、悩んでいる人に優しく声を掛けたりすることは、もちろんそれにあたる。けれども、今、人が話している状況で、こちらに体と視線を向けて聞けているか。耳を傾けているか。それができでいる人は、話す人を大切にできている。話す側としても嬉しいし、安心して気持ちよく意見を述べることができる。道徳の授業でも習慣化しようと取り組んだことのはず。周りの人に対する気配り、心配りのできる人になってほしい。」と話されました。
人権についての学びは終わりがありません。周りの人に対する優しさは、必ず自分に返ってきます。優しさや温かさを伝えあい、分かち合い、誰にとっても優しい学校にしていきたいですね。
2/27㈭の午後、四国中央市保健センターから講師をお招きし、3年生対象の思春期教室を行いました。性行動に関する正しい知識を知り、望まない妊娠や性感染症から自分と相手を守るための授業でした。
保健体育の授業でも学習しましたが、性感染症の県内での流行や、高校生での妊娠が学業にどう影響するかなど、最新の統計資料を基に具体的で専門的な説明をしてくださいました。卒業を目前にしているからか、ほとんどの生徒が自分事として真剣に話に聞き入っていました。



性に関する情報は世の中にあふれています。見聞きし、親しい友人と話したりすることもあると思いますが、今日の授業で得た正しい知識をこれからの人生に役立ててほしいです。
2/19㈬、今日は3年生のリザーブ給食が行われました。




事前に下のA・Bどちらか食べたい献立を選択しておき、食事後に給食調理員さんに3年間の感謝を伝えました。
Aランチ
(麦わかめご飯、ほうれん草と卵のミニグラタン、ちくわの磯部揚げ、ポテトチップス、花野菜サラダ、ジュリアンスープ、いちごクレープ、牛乳)

Bランチ
(麦ゆかりご飯、手作りミニハンバーグ、豚肉のかりんとう揚げ、れんこんチップス、花野菜サラダ、ジュリアンスープ、いちごクレープ、牛乳)

食事後、調理室で各学級の給食委員が調理員さんに感謝の言葉と花束、色紙を送りました。
「3年間おいしい給食をありがとうございました。」「卒業後は、食べられなくなるのがさみしいです。バランスのとれた食事を心掛けます。」「手作りコロッケが一番好きなメニューでした。」「授業中に漂ってくる給食室からのにおいで、4時間目が終わるのが楽しみでした。」など、思い思いの感謝の言葉を伝えていました。



この様子もリモートで各教室に伝えられ、温かい気持ちを共有できました。素敵なひと時をありがとうございました。
2/18㈫の午後、市の商工会議所で、川之江ロータリークラブ主催による「少年式に因んで中学生の主張を聞く会」が開催されました。
川之江南北中学校の2年生の代表者が決意作文を発表しました。
本校からは、先日の少年の日の記念行事の際に学級代表で発表した3名の生徒が参加しました。



3人とも学外の方々がいる前で、堂々と発表できていました。
川之江ロータリークラブ様からは、毎年ロータリー文庫として、図書を寄贈していただいております。ありがとうございました。
先日までの寒さが嘘のように、晴天に恵まれるなか、校区内の店舗で人権啓発のためのティッシュ配布活動を行いました。生徒たちが笑顔で配布する姿はとても素敵で、メッセージに込めた人権委員会の思いが地域の方々に伝わることを願っています。







啓発活動の後は、隣保館で川之江南中学校・川之江高校・本校の3校による交流会を行いました。活動の振り返りや各校の取組の発表を通して、人権について考える貴重な機会となりました。
2/4㈫、2年生は少年の日の記念行事として、学年集会と砥部焼の絵付け体験を行いました。
4校時の集会は、各クラスの代表者の決意作文発表を学年全員で聞きました。体育館が工事中で使えないため、リモートで行いました。
3人ともこれまでを振り返り、堂々とした態度で将来に向けて前向きに決意を述べていました。

午後からは砥部焼の絵付け体験でした。
事前に作成したアイデアスケッチをもとに、素焼のマグカップに筆に顔料をつけて塗っていきました。
みんなでものづくり、楽しそうですね!




素焼なのでベージュ色なのですが、窯元に持ち帰り、釉薬に付けてもう一度焼くと、きれいな白磁に藍色の絵柄が浮かび上がってきます。
大切に使えば、何年でも使い続けることができるものです。完成が楽しみですね!
2/2㈰は日曜参観日でした。
松山市の愛媛県警をオンラインでつなぎ、情報モラル教室を行いました。


SNSでの個人情報の流出やデジタルタトゥーの危険性や、闇バイトが身近にあること、フィルタリングの大切さを説明してくださいました。生徒たちの感想にも「SNSの使い方を改めて考える良い機会になった」「スマートフォンのフィルタリング機能を使用して危険なサイトにはアクセスしないようにしたい」など、便利さの裏にある危険に気付くことができていました。
保護者の方も30名ほど参加してくださいました。ありがとうございました。家庭でのスマートフォンの使い方を話し合うきっかけにしてほしいと思います。
2/1㈯、2㈰の二日間、金生公民館で、川之江・新宮地区小・中学生の図工・美術、書道の作品展が開催されます。
展示されている北中生の作品です。





👆一年生の美術の共同制作作品です。


他の児童・生徒、先生方の力作も展示されています。時間のある人は、直接見に行ってみてください。
明日の15時まで金生公民館1階で開催されています。
初任者、秋葉先生の音楽の授業にお邪魔しました。
2年生のオペラ「アイーダ」の鑑賞の授業でした。
総合芸術と呼ばれるオペラは、音楽だけでなく、文学、演劇、舞踊、美術などの様々な要素が結びついて作られている舞台芸術です。
「アイーダ」はスエズ運河開通を記念して建てられた、エジプトのカイロ劇場のこけら落としのために作られた作品です。劇中に使用される「凱旋行進曲」は、サッカーの応援歌としても知られています。



DVDの映像の鑑賞だったのですが、少しざわついていた生徒たちも、劇の人数の多さや、劇場の舞台の大きさ、巨大なセットのスケールに無言で見入っていました。劇中には本物の馬が2頭、舞台を横にかけていくシーンがありました。どれほど大きなステージなのか想像もつきませんでした。
映像を見て気づいたことや、考えたことを周りの友達と熱心に話し合っていました。